プレキャスト製品の施工事例


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138 件見つかりました。

■ 急勾配ボックスカルバート。段差で水流緩やかに!

施工時期 平成28年9~12月
工事場所 静岡県浜松市天竜区佐久間
製品・工法 ボックスカルバート

地山が急斜面で現場打ちボックスカルバートの施工が困難であったため、補強土壁のまき出し施工に伴ってプレキャストBOXを順次据付することで施工が可能となりました。また、ボックス配列に段差を設けて、水路勾配を緩くすることが水路内の流速を制御しています。

■ 農作業 水路を渡る!トラクター床版

工事場所 福井県内
製品・工法 トラクター床版 T-4荷重

畦と道路をつなぐ床版です。
トラクターによる荷重はもちろん、T-4荷重までの耐力があります。
今回は滑り止め突起有りを使用していますが、突起無しもあり、用途に応じて使い分けが可能です。

■ “雨をとどめて”活かす。「蓄雨」

“雨をとどめて”活かす「畜雨」という新たな概念
講座:雨水活用 Rainwater Harvesting を学ぶ(全5回を予定)
序章:蓄雨って何?

今、「蓄雨(ちくう)」という概念が注目されています。
これは、2016年3月発刊の日本建築学会環境基準「雨水活用技術規準」で新たに示された概念です。まずは、同学会雨水活用推進小委員会が制作された「アニメーション」をご覧ください。

現在、雨の降り方が大きく変化しつつあり、ゲリラ豪雨が各地で起きています。“異常気象”は“極端気象”と呼びかえられ、ごく普通のことになってきました。
これまでの下水道施設や河川だけでは雨水流出に対応できず、流域全体で面的に雨水を管理することが必要です。
そのためには、個々の建築敷地などが果たす役割が大きくなってきています。

これまで、個々の建築計画は「雨を防ぎ、速やかに敷地外に放流すること」が第一とされてきましたが、根本的に見直す必要があります。

今回、日本建築学会環境基準の示した「蓄雨」は、治水、防災への取り組みを必須としている点が、大きなポイントです。

●4つの蓄雨
1.防災蓄雨(大規模災害対応)
2.治水蓄雨(集中豪雨対応)
3.環境蓄雨(蒸発散・地下浸透)
4.利水蓄雨(従来の雨水利用)

本講座「雨水活用 Rainwater Harvesting を学ぶ」では、4つの「蓄雨」を今後少しずつ紹介していきます。

「雨水活用 Rainwater Harvesting を学ぶ」
序章 蓄雨って何? ※今回
第1回 防災蓄雨
第2回 治水蓄雨
第3回 環境蓄雨
第4回 利水蓄雨
第5回 はじめよう蓄雨

「雨水活用(Rainwater Harvesting)」とは、農業の収穫(Harvesting)のように、蒔いて、育て、自然の力に畏れ、同時に恵みに感謝し、収穫し、また次につなげていくことで、豊かで持続的な社会を目指す雨水活用の視点です。雨水の循環を意識しており、近年の治水、防災への取り組みを包含する視点です。

●雨水「活用」と雨水「利用」の違い
・雨水活用(Rainwater Harvesting)」: 雨水を建築やその敷地で制御、利用し、環境改善に活かすこと
・従来の雨水利用(Rainwater Utilization): 雨水を貯めて散水等の用途に使うこと

<参考文献>
「蓄雨」について関心のある方は、以下の書籍をご覧ください。
・日本建築学会環境基準「 雨水活用技術規準」(AIJES-W0003-2016)

また、雨水活用システムについては、以下の書籍をご覧ください。「集雨」「保雨」「整雨」というキーワードが解説されています。
・日本建築学会環境基準「雨水活用建築ガイドライン」(AIJES-W002-2011)

■ 景観に配慮!防護柵用基礎ブロック「Gベース」

施工時期 平成28年9~10月
工事場所 山梨県南都留郡山中湖村
製品・工法 防護柵用基礎ブロック「Gベース」 (現場着色)

富士五湖の一つ山中湖を外周する道路のガードレール改修工事です。外周する道路と並行して自転車専用道があり、自転車道を共有しながら行っています。
道路と自転車道の高低差は場所によって様々で、尚且つガードレール基礎+L型擁壁としての役割も必要であった為、高さ展開が多様な防護柵用基礎ブロック「Gベース」が採用されました。
また、Gベースは着色対応も可能です。富士山のふもとという場所柄、周りの景観に配慮して仕上げています。

■ フラット側壁で境界問題解決!土留可変側溝

施工時期 平成28年1~2月
工事場所 静岡県島田市
製品・工法 Win側溝(土留め用)

新設道路に伴う側溝改良工事です。隣地は田んぼで谷になっており、土留め用を使用しています。
従来の可変側溝は側壁が額縁形状に窪んでいるため、側溝天端から鉛直に下したラインでみると数センチ官地側に窪みます。
そのくぼみに生えた雑草は誰が管理(草取り)するのかという問題がありました。
そこで境界がきっちり分けられるフラット側壁のWin側溝が採用となりました。

■ フェンス対応の逆L型擁壁で敷地有効活用

施工時期 平成28年3月
工事場所 富山県
製品・工法 HS-Pウォール フェンス穴付きプレキャスト逆L型擁壁

境界沿いに擁壁が必要な造成で、谷側が計画地となる場合、積ブロックや 通常の擁壁では活用できる敷地が減少します。
逆L型擁壁を用いることで、敷地を有効活用する事が可能です。
フェンス孔付きの「HS-Pウォール」なら、擁壁天端にフェンスを建て込めるので、意匠上もスッキリします。

■ 「水路再生」 表面被覆工法 ASモルタル工法

施工時期 平成27年11月
工事場所 福井県大野市
製品・工法 ASモルタル工法

既設の農業用水路の補修工事です。
住宅密集地で道路が隣接しているため、水路を入れ替えることが困難だったので、補修工事となりました。
「ASモルタル」は、プレミックス材料であるため施工性にも優れており、取水部などの入り組んだ場所もきれいに施工されています。

■ 擁壁背面に!防護柵用基礎ブロック「Gベース」

施工時期 平成28年11月
工事場所 富山県氷見市
製品・工法 L型擁壁+防護柵用基礎ブロック「Gベース」

L型擁壁に防護柵基礎ブロックを設置する際は、一般的に擁壁天端をカットして、L型擁壁の安定を図ります。
しかし、道路幅員に余裕が有ったため、L型擁壁背面に設置を行いました。
それにより、今回の現場では擁壁の天端カットが不要となり、標準の擁壁で経済的に提案できました。

■ 既設水路の甦りビフォーアフター!ASフォーム

施工時期 平成25年10月
工事場所 茨城県日立市
製品・工法 ASフォーム工法

表面劣化した既設水路を取替えせずに、補修で甦らせることができます。
粗度係数0.01以下のASフォーム(高耐久性レジンコンクリートパネル)を使用することで水路の機能を拡張します。
表面ツルツルで通水性に優れるだけでなく、油・排気ガスなど汚染物は浸透せず、付着しても汚れが簡単に落せるため、コンクリート構造物の耐久性を飛躍的に向上させることが可能です。

■ 通学路を安心安全に!歩道床版

施工時期 平成17年
工事場所 福井県越前市
製品・工法 歩道床版

中学校の校区再編成により、新たに通学路になった交差点付近です。
子供たちの安全のために、歩道が整備されました。

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