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快適で安全な道路 農地を潤す技術

ボックスカルバート・共同溝

ボックスカルバート

特長
ボックスカルバートは、道路の下を横断する道路、水路などに使用する構造物です。
他に、下水道、共同溝などにも使われています。様々な異形加工品や大型品のラインナップも多く、プレキャスト化の拡大に対応可能です。

1高い安全性
(公社)日本道路協会「道路土工カルバート工協会」、全国ボックスカルバート協会「プレキャストボックスカルバート設計・施工マニュアル」に準拠して設計しています。

2高品質
(公社)日本下水道協会の認定工場で製造されるため、強度、耐久性が大きく、均一で高品質な製品です。

3大幅な工期短縮
現場打ちと比べ、天候に左右されず、かつ簡単に施工することができ、施工管理も容易です。また、早期の交通開放およびCO2排出量の削減も可能です。

4豊富な工法
現場状況に応じて、開削工法、横引き工法、推進工法など、さまざまな工法の中から最適な工法を選択できます。

5現地要望対応
標準断面寸法以外の製品についても、高い製造技術により対応可能です。

製品の種類
種類・用途

■ (公社)日本下水道協会 登録ボックスカルバート
下水道用認定資器材Ⅰ類に指定を受けている、日本下水道協会で性能確認および登録されたボックスカルバート(全国ボックスカルバート協会規格品)

■ 小断面対応型(内幅300~500)
小断面の水路に適したオリジナル製品。
小型ボックスカルバート

■ HS-RCボックスカルバート(内幅600~5000)
「道路土工 カルバート工指針」に準拠したオリジナル製品

■ フリーサイズボックスカルバート(一体型・分割型)
(内幅1000~8000)

内空寸法(内幅、内高)が100mm単位で対応可能な製品

■ 用途対応型
さまざまな用途に応じた製品。
地下人道ボックスカルバート
インバートボックスカルバート
耐震対応型ボックスカルバート

■ オプション
BKUボックスカルバート
急こう配対応ボックスカルバート
プレキャスト基礎板

選定フロー

さまざまな使用条件に対応できるラインナップを取り揃えています。
以下、用途や特長に応じた一覧表を参考に選定してください。

規格

日本下水道協会 登録ボックスカルバート

日本下水道協会Ⅰ類認定資器材 JSWAS A-12

● 標準規格

小型ボックスカルバート

取扱地域: 東北 関東 東海 関西 四国 北陸 中国

● 標準規格

HS-RCボックスカルバート(RC600~1500)

● 標準規格

HS-RCボックスカルバート(RC1600~2200)

● 標準規格

HS-RCボックスカルバート(RC2300~2900)

● 標準規格

HS-RCボックスカルバート(RC3000~3500)

● 標準規格

人道ボックスカルバート

● 特長

道路の移動円滑化ガイドライン(国土交通省監修)および立体横断施設技術基準・同解説(日本道路協会)に準拠した、地下人道専用のボックスカルバートです。地下人道は、一般的な水路用・下水用ボックスカルバートとは要求機能が異なります。それら様々な要求をクリアできる、地下人道に最適のボックスカルバートです。

1地下人道専用の形状
一般的に、地下人道に要求されるボックスカルバートのサイズは、道路の移動円滑化ガイドラインや立体横断施設技術基準・同解説によって決まります。それら基準に適合するサイズを取り揃え、下ハンチも無い断面形状になっております。

2工期短縮、通行制限の短期化が図れます
現場打ちだと数ヶ月かかる本体工事が3日※程度で完了します。それにより、片側通行や車線規制などが短期間で済むことから渋滞期間が軽減でき、周辺住民にかける負担も軽減できます。※施工延長20m程度の場合

3カルバート内面の美観にこだわります
地下人道は、常に人の目にさらされることから、通常の通路用ボックスカルバート以上に、内面の美観に拘って設計・製造いたします。

4様々なオプション仕様
電灯や電路の埋め込み、安全設備用の箱抜き、歩床のプレキャスト化など人道に係る様々なニーズにお応えいたします。

5高い止水性
水膨張性ゴムや樹脂コーキングを行う事により、非常に優れた止水性を確保いたしております。地下水位の高い現場においても安心してご利用いただけます。また、階段部などの現場打ち継手部においても、当社ノウハウにより、防水仕様をご提案させていただきます。

● 標準規格

フリーサイズボックスカルバート(一体型)

● 標準規格

フリーサイズボックスカルバート(二分割型)

● 標準規格

インバートボックスカルバート(RC600~1600)

● 標準規格

インバートボックスカルバート(RC1700~3000)

● 標準規格

インバートボックスカルバート(RC3200~3400)

● 標準規格

施工歩掛

積算条件の区分は下記選定一覧より選定してください。

仕様

敷設方法

ボックスカルバートの敷設方法には、通常敷設型と縦方向連結型の2タイプがあります。

1通常敷設型
通常敷設型は、製品継手部の凹凸を利用して接合するもので、ブロック相互の縦方向の連結は行わない敷設方式です。この敷設方式は、基礎地盤の良好な場合に用います

2通常敷設型(耐震対応型継手仕様)
継手にゴム輪を用いるボックスカルバートは、水密性、可とう性に優れ、レベル2地震動に対応可能です。

3縦方向連結型
縦方向連結型は、縦方向をPC鋼材またはボルトによって連結する敷設方式です。連結を行うことにより、止水性能の向上、
不等沈下の防止が期待できます。次のような場合は、特に縦方向連結型の使用が望まれます。

①地下水位が高く止水性を考える場合
②道路を横断して設置する場合
③地盤が良くない場合

※ 曲線部や屈折部などで曲がり角の大きい箇所は、ボルトによる連結方法となります。

※ 斜切製品間は接続金具同士での連結となります。

オプション

BKUボックスカルバート(粗度改善)

● 概要

ボックスカルバート内面に樹脂を貼り付けることにより、流量増加・耐磨耗性向上が可能となります。

コンクリート下水道管路・構造物等を合成樹脂プレートで保護するシートライニング工法であり、1997年には日本下水道事業団の「コンクリート防食指針(案)」に当工法が採用されています。

特長
1耐防食性:下水の硫酸濃度pH4~1の環境下でもBKUプレートは影響を受けません。
2平滑性:BKUプレートは平滑性に優れ、その粗度係数は0.010を採用できる。
3耐磨耗性:コンクリートの4~7倍の性能を有する。
4コンクリートとの固着性:特殊形状のリブを有しているため、コンクリートと物理的に強固に一体化して、はく離の危険性がありません。

急こう配対応ボックスカルバート

● 概要・特長

急斜面にボックスカルバートを据付ける場合に、段差用プレキャストパネルまたは階段式ボックスを設けることにより、現場打ちを行わず容易に施工を行うことができます。

プレキャスト基礎板

● 概要・特長

現場打である基礎コンクリートをプレキャスト化したコンクリート板です。
省力化・工期短縮が図れ、型枠が不要となり産業廃棄物を抑制する事ができます。
施工事例
カタログ
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