プレキャスト製品の施工事例
138 件見つかりました。
■ パレード後も早期解放! 脱着式中央分離帯
■ 河川沿いの道路に歩道を新設 張出床版
■ トンネル坑口の安全性を確保 無散水融雪パネル
■ 雨水貯留槽 地下水が高いとき
■ 農業水路のモニタリング
■ ゲンジボタルはどうなった?
●モニタリング
ときには、雪の中をかき分けて。
改修されたホタル水路のモニタリングに向かいます。
冷たい水。自分とのたたかいです。
・・・・。
いました!ゲンジボタルの幼虫。
そして、幼虫のエサとなる大量のカワニナ。これで大丈夫。
春、桜が咲く頃。
雨の降った夜、水路に向かいます。
幼虫が、水路の側壁を登っていきます。
6月、ゲンジボタルの飛翔です。
●ゲンジボタルのいる水路の改修
ホタルが飛び交う水路を改修する際、地元の方々の思いは、複雑です。
・子供や孫へ宝を残したい
・負担はかけたくない
二律背反の水路案のはざ間で、悩まれていることがしばしばです。
わたしたちのささやかな提案は、「ゼロ」(ホタルが全くいなくなる)を回避することです。
3面張り水路(側面と底面がコンクリートの水路)とした場合、幼虫のすみかがなくなり、ホタルはいなくなります。
わたしたちの提案は、2.5面張り水路です。
・水路の底面の一部に土砂がたまる場所を用意
・側面の一部にコケの繁茂しやすい環境配慮型のパネルを設置
地域によっては、こういったバランスを探す解決策もあるのではないでしょうか。
■ 夢見ています。コウノトリのいる田園。
●コウノトリをご存知ですか。
コウノトリの成鳥は鳴くことはできず、クチバシをカタカタとならす「クラッタリング」でコミュニケーションをとります。とても上品で、昔話「ツルの恩返し」の機織りの音は、コウノトリではないかという説もあります。
越前市(福井県)では、「コウノトリが舞う里づくり」をテーマに活動されています。
コウノトリは、里地里山の生態系の頂点に立つ肉食の鳥類で、1日約500g (飼育下)の餌が必要です。そのコウノトリがすめる環境づくりを目指すことは、わたしたち人間が自然の恵みを生かし健康で豊かに暮らす里を取り戻すことでもあるとの思いがあります。
2015年10月3日、昨年施設で生まれたげんきくん、ゆめちゃんが放鳥されました。
詳しくは、福井新聞の facebook ご覧ください。
https://www.facebook.com/mirai.tsunagu.fukui
●水田魚道
水田魚道は、かつてのように水田にドジョウや小魚を呼び戻す試みです。
わたしたちは、コウノトリのいる田園がよみがえることを夢見ています。
わたしたちの工場のひとつ(武生工場)は、越前市にあります。