プレキャスト製品の施工事例


  • ■主な用途等

  • ■分野

  • ■地域

138 件見つかりました。

■ パレード後も早期解放! 脱着式中央分離帯

施工時期 平成22年3月
工事場所 神戸市
製品・工法 フラワーロード移動式分離帯 180/200×250×5050

年に一度パレード会場となる本件の道路で、開催日当日に中央分離帯を撤去し車線全域をフラットしていました。この道路は、片側3車線の非常に交通量の多い一般道路で、分離帯ブロックのより迅速な「撤去・移動・復旧」が望まれていました。老朽化した分離帯ブロックに替え、新しい二次製品はロングスパン製品とし、作業安全性・経済性・景観性に配慮した形状が採用されました。

■ 河川沿いの道路に歩道を新設 張出床版

施工時期 平成23年8月
工事場所 福井県鯖江市
製品・工法 張出床版 H830×B2180×L1500(製品重量:2,800kg)

本件は、地元要望で河川上に歩道を設置することになった事例です。河川の流量・流速から、足場を河川内に設置するのが困難だったため、既存の道路からのみで施工できる構造が求められました。張出床版付の擁壁構造(Z形状)とし、L型擁壁と同様に施工できる構造としました。工期も短縮でき、生活道路の道路開放が早いことも評価されました。

■ トンネル坑口の安全性を確保 無散水融雪パネル

施工時期 平成26年4月
工事場所 福井県福井市鯖江市
製品・工法 無散水融雪パネル 車道用 NETIS

山間部のトンネル坑口は、散水の凍結、坑内への雪の吹き込み、車両による雪の持ち込みが発生し、路面凍結が起こりやすいです。本件では、冬期の車両交通の安全対策として無散水融雪設備(ロードヒーティング)が計画されました。自然エネルギーを有効活用した「トンネル湧水」を熱源として計画され、得られる熱源を効率よく活用するために熱伝導率の高い『プレキャスト無散水融雪パネル』が採用されました。

■ 雨水貯留槽 地下水が高いとき

施工時期 平成25年5月
工事場所 福井県福井市
製品・工法 MVPシステム H3500(V=5,760m3)

本件は、地下水位がGLから0.85mのところにあり(調整池の頂版まで)、ポンプ排水であることから地下水の漏水対策が課題でした。外防水を基本とした止水性の高い地下式調整池として、MVPシステムが採用されました。

・側壁全面がオールプレキャスト(品質確保が容易)
・高い防水仕様(外防水、収納式止水板、多重防水)
・底版が現場打ちで、管理用の排水溝の構築が容易
・(財)土木研究センター建設技術審査証明取得

■ 農業水路のモニタリング

●魚のモニタリングのあらまし
さあ、農業水路へ。その前に、靴を脱いで...胴長(ウェーダー)に、はきかえます。
タモ網は、先端のフラット形状が大切。
網で、一定区間を囲って、一定時間(例えば15分間)、黙々と・・・・
生物の同定作業を行います。知識と経験が必要です。

●農業水路に住む魚
(下の写真について)答えは、
順に ギンブナ、オイカワ、カマツカ、ナマズ です。

結果を丁寧に、記録します。最後にリリースして終了です。
にぎやかなイベントの時もあります。
機会があれば、ご一緒にいかがでしょうか。

■ ゲンジボタルはどうなった?

●モニタリング
ときには、雪の中をかき分けて。
改修されたホタル水路のモニタリングに向かいます。
冷たい水。自分とのたたかいです。
・・・・。
いました!ゲンジボタルの幼虫。
そして、幼虫のエサとなる大量のカワニナ。これで大丈夫。
春、桜が咲く頃。
雨の降った夜、水路に向かいます。
幼虫が、水路の側壁を登っていきます。
6月、ゲンジボタルの飛翔です。

●ゲンジボタルのいる水路の改修
ホタルが飛び交う水路を改修する際、地元の方々の思いは、複雑です。
・子供や孫へ宝を残したい
・負担はかけたくない
二律背反の水路案のはざ間で、悩まれていることがしばしばです。
わたしたちのささやかな提案は、「ゼロ」(ホタルが全くいなくなる)を回避することです。

3面張り水路(側面と底面がコンクリートの水路)とした場合、幼虫のすみかがなくなり、ホタルはいなくなります。
わたしたちの提案は、2.5面張り水路です。
・水路の底面の一部に土砂がたまる場所を用意
・側面の一部にコケの繁茂しやすい環境配慮型のパネルを設置

地域によっては、こういったバランスを探す解決策もあるのではないでしょうか。

■ 夢見ています。コウノトリのいる田園。

●コウノトリをご存知ですか。
コウノトリの成鳥は鳴くことはできず、クチバシをカタカタとならす「クラッタリング」でコミュニケーションをとります。とても上品で、昔話「ツルの恩返し」の機織りの音は、コウノトリではないかという説もあります。

越前市(福井県)では、「コウノトリが舞う里づくり」をテーマに活動されています。
コウノトリは、里地里山の生態系の頂点に立つ肉食の鳥類で、1日約500g (飼育下)の餌が必要です。そのコウノトリがすめる環境づくりを目指すことは、わたしたち人間が自然の恵みを生かし健康で豊かに暮らす里を取り戻すことでもあるとの思いがあります。

2015年10月3日、昨年施設で生まれたげんきくん、ゆめちゃんが放鳥されました。
詳しくは、福井新聞の facebook ご覧ください。
https://www.facebook.com/mirai.tsunagu.fukui

●水田魚道
水田魚道は、かつてのように水田にドジョウや小魚を呼び戻す試みです。

わたしたちは、コウノトリのいる田園がよみがえることを夢見ています。
わたしたちの工場のひとつ(武生工場)は、越前市にあります。

■ 水路の耐久性を向上!レジンコンクリートパネル工法

施工時期 平成22年9月
工事場所 福井県越前市
製品・工法 ASフォーム工法(レジンコンクリートパネル)

排水機能の低下が著しい幹線排水路の改修に、レジンコンクリートパネルが採用されました。
水路はカーブのある路線で、耐摩耗性の高いレジンコンクリートパネル(ASフォーム)で、既存構造物の側壁と底版をライニングしました。被覆厚により水路幅が減少しますが、レジンコンクリートパネル(ASフォーム)は、既存の現場打ちコンクリートに比べ、粗度が低いため(粗度係数=0.010)、必要流量を満足させることができます。

テキストのコピーはできません。