特長
雨水貯留浸透製品シリーズは、浸透孔にフィルター(マットエレメント)を充填できる構造です。このフィルターにより、浸透施設の目詰まりを防ぎます。フィルターを交換、又は、洗浄することで製品の機能を回復することができます。
1高い耐久性
T-25の上載荷重に十分に耐えられる設計が可能です。
2雨水を有効に貯留浸透
雨水の貯留量が大きいので、調整池の機能があります。
貯留量、浸透量が大きく、雨水管路を兼ねるので建設費が節減できます。
3土地の有効活用
地下埋設型のシステムなので、景観を損なうことなく土地の有効利用ができます。
4浸透機能の回復
浸透孔には、マットエレメントを使用しており、雨水に含まれた固形物(ゴミ、砂利、砂など)の施設外流出を防ぎ、置換砕石部と地山の目詰まりを防ぎます。
5維持管理が容易
施設内部は開口型なので維持管理が容易です。
6環境保全
雨水を地下に還すことにより、自然の水循環となります。
低炭素型コンクリート(LLクリート)にすることで、CO2削減ができます。
浸透の考え方
全国共通の技術指針としては、(公社)雨水貯留浸透技術協会で発刊されている 雨水浸透施設技術指針[案] 調査・計画編が最も一般的で広く活用されております。また国土交通省の雨水浸透施設の整備促進に関する手引き(案)の中で浸透量を算出する式は、雨水貯留浸透技術協会式に基づいております。
雨水貯留浸透製品シリーズのフィルター
設置後の浸透フィルター及び砕石層の状況
種類
雨水貯留浸透製品シリーズは、浸透ユニホール及び浸透トレンチ、浸透ボックスカルバートなど、豊富なバリエーションがあり、浸透地盤の現況や施工条件など、各種のニーズに対応できます。
浸透管(IB管)
● 形状
● 標準規格
浸透管(INC 管)
● 形状
● 標準規格
浸透ユニホール(IU形)
● 形状
● 標準規格
浸透ユニホール(IS形)
● 形状
● 標準規格
浸透ボックスカルバート(IBOX形)
IBOX形:
幅 1000~3000mm
高さ 1000~3000mm
※ 他のサイズも取り揃えております。
施工例(フィルター付雨水貯留浸透製品)
施工手順