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下水道を整備 浸水から守る

ボックスカルバート

全国ボックスカルバート協会型 RC-BOXカルバート

日本下水道協会I類認定資器 JSWAS A-12
特長
RC-BOXカルバートはJIS規格に準拠したプレキャストボックスカルバートです。下水道、共同溝、横断排水路、横断地下道などに利用できます。
全国統一規格で製造しているため、使い易く安心して利用できます。

1工期短縮が図れます!
現場作業を大幅に短縮、省力化することが可能で施工管理も容易なため、早期の交通開放が可能です。

2施工性に優れます!
ボックスカルバートの下面は平らなので、据え付けが容易です。また、推進工法や横引き工法など、現場にあった施工が可能です。

3狭い用地幅に対応可能!
長方形断面なので、狭い用地幅でも効果的な水路断面になります。

4低土被りでも対応可能!
浅い土被りでも使用できるため、掘床付け位置を浅くすることができます。

種類

RCボックスカルバートは外圧強さにより、1種製品と2種製品が区分されています。
1種、2種とも形状寸法、許容応力度法による設計における適用土被りの範囲等は同じです。2種については主としてコンクリート用膨張混和剤を使用し、ひびわれ強度を大きくした製品であり、腐食性環境の下水路等に使用します。

標準施工断面図

設計条件

形状

日本下水道協会I類認定資器 JSWAS A-12
標準規格
日本下水道協会I類認定資器 JSWAS A-12
施工方法

通常敷設型

通常敷設型は、下図に示すように製品プロックの継手部の凸凹を利用して接合するもので、プロック相互の縦方向の連結を行わない敷設方式です。
この敷設方式は、基礎地盤の良好な場合に用いられます。

縦方向連結型

縦方向連結型は、下図に示すように製品ブロックを設置した後に、縦方向をPC鋼材またはボルトにて、連結する敷設方式です。
次のような場合、ボックスカルバートの縦方向の連続を行うのが望ましい。

①地下水位が高く、止水を考える場合。
②カルバートの縦方向に荷重が大きく変化する場合。
③地盤が良くない場合。
④基礎地盤の支持力が変化すると予測される場合。
⑤耐震構造でPC鋼材が必要な場合。

なお、曲線部や屈折部の場合、高力ボルトによる連結方式によるものとします。

日本下水道協会I類認定資器 JSWAS A-12
据付歩掛

歩掛区分

据付歩掛

※1 上段:PC鋼材を使用しない場合(ボックスカルバートの据付)
下段( )書き:PC鋼材による縦連結の場合(ボックスカルバートの据付+PC鋼材による縦締め)
※2 本歩掛で対象としている製品は、1ブロックを1部材で構成するボックスカルバートである。
※3 本歩掛は、グラウトを使用しないPCアンボンドケーブル等による施工には適用しない。
※4 歩掛は、運搬距離30m程度までの小運搬を含むものであり、床掘り、埋戻し、残土処理は含まない。
※5 インバート形状の場合、内空高は最大値とする。
※6 ラフテレーンクレーンは賃料とし、標準的な規格は使用クレーン規格表による。ただし、作業半径等現場条件と異なる場合は、別途検討する。
※7 PC鋼材、定着金具は別途必要量を計上する。
※8 縦締め歩掛は、直線部にのみ適用する。
※9 雑工種、諸雑費は労務費とラフテレーンクレーン賃料の合計額に上表の率を乗じた金額を計上する。
ただし、諸雑費として計上する金額は上限値とする。なお、雑工種及び諸雑費に含まれる内容は次のとおりである。
▼雑工種(基礎砕石)
敷設・転圧労務、材料投入、締固め機械運転経費、砕石等材料費
▼雑工種(均しコンクリート)
打設・養生・型枠製作・設置・撤去労務、電力に関する経費、シュート・ホッパ・バイブレータ損料、コンクリート、養生材、均し型枠材料費
▼諸経費
レバーブロック・油圧ジャッキ(ポンプを含む)・グラウトポンプ・ミキサーの損料、敷モルタル・目地モルタル・グラウト材等の材料費
※10 基礎砕石の敷均し厚は、25cm以下を標準としており、これにより難い場合は別途計上する。
※11 雑工種における材料は、種別・規格に関わらず適用できる。
※12 本歩掛には、均しコンクリート型枠施工時の剥離材塗布およびケレン作業を含む。

使用クレーン規格

使用する機械の機種・規格は、次表を標準とします。

日本下水道協会I類認定資器 JSWAS A-12
カタログ
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