1優れた耐震性
表面工及び補強材の高い強度により、優れた耐震性を実現します。
2高い安全性
逆巻き施工により、上部構造物の保護と施工中の地山の緩みや崩壊事故を防止します。
3高品質
高い耐久性とメンテナンスフリーにより、長期的なライフサイクルコストを低減します。
4大幅な工期短縮
表面工のプレキャスト化により、品質の向上と工期短縮・省力化を図ります。
5土地の有効利用
急勾配化(垂直~5分)により、法面上下部分の有効な土地活用が可能です。(標準勾配は3分)
6景観に配慮
プレキャストコンクリート板の擬石模様により、様々な景観に対応できます。
- 法面上下の用地を最大限に活用したい場合 VERTICAL PANWALL
- 道路の改良工事や拡幅工事等で斜面を切土して構造物を構築する場合
- 既設擁壁が老朽化・返上した場合
- 復旧施工時に二次災害が発生する恐れがある場合
- 道路や用地を拡幅する場合
- 洪水対策による河川断面の拡大や補強、親切河川・水路を構築する場合
法面上下の用地を最大限に活用したい場合 VERTICAL PANWALL
VERTICAL PANWALLとは、垂直~1:0.2 勾配のPANWALLのことです。
壁面が垂直な擁壁の代替案として適用範囲が拡大しました。
道路の改良工事や拡幅工事等で斜面を切土して構造物を構築する場合
PAN WALL 工法は、一般的な擁壁を施工する際の背面掘削を行いません。
よって上部建物の移設・上部道路の交通規制は最小限で施工することができます。
既設擁壁が老朽化・返上した場合
既設擁壁に被せて施工します。既設擁壁を取り壊さないため廃棄物は最小限に抑えられます。
上部建物の移設は不要、上部道路の交通規制は軽減できます。
復旧施工時に二次災害が発生する恐れがある場合
災害箇所の安全化を図りながら施工するため二次災害の発生を抑えて施工することが可能です。
道路や用地を拡幅する場合
工事期間中の掘削影響による交通規制を軽減できます。
既設石積等の擁壁を補強しながら、道路の拡幅と補強ができます。
洪水対策による河川断面の拡大や補強、親切河川・水路を構築する場合
河川断面の拡大では、逆巻き施工により既設擁壁下部の根入れを さげたり(根つぎ)※1、護岸位置を変える※2ことで流量を確保します。
※1、2イラスト参照
老朽化した河川護岸ブロック(石積・ブロック積)を残したまま補強できるので、廃棄物江尾提言し上部道路の交通規制をしなくても施工することが可能です。