『土地改良事業設計指針「ため池整備」』準拠
特長
近年、ため池の老朽化および地震による被害の増加により、底樋周辺部からの漏水や堤体の侵食が発生しており、その安全性向上と耐震性向上が求められています。国内初の開発製品「柔構造耐震性プレキャスト底樋」は、土地改良事業設計指針『ため池整備』の要求を満足し、高い耐震性・施工性(工期短縮、埋戻しの確実性)を有した製品です。
1柔構造による高い耐震性
従来の現場打ちやプレキャスト底樋製品では対応ができなかった地震時の地盤挙動や沈下に対して地盤追従性を有し、高い耐震性(レベル2地震動)を有しています。
2プレキャスト化による工期短縮
底樋部、取水部、止水壁をプレキャスト化することで工期短縮を実現します。
3優れた施工性
土地改良事業設計指針「ため池整備」(平成27年5月制定)の要求を満足しています。
4底樋管と支持地盤間の遮水性の確保
底樋管を設置する際に生じる、地盤と底樋管の隙間には水みちを防止するためにべントナイト(粘土質防水材)を予め敷設することで併用後の水みちを抑制し、遮水性を確保します。
5底樋製品間の高い止水性
各々の製品間の継ぎ目には耐震性ゴムリング材を用い、止水機能を満足した構造となっております。
6共同開発
農林水産省の官民連携新技術研究開発事業として開発されました。「鉄筋コンクリート製 柔構造耐震性プレキャスト底樋設計・施工 マニュアル(案)」発刊
『土地改良事業設計指針「ため池整備」』準拠
標準規格
『土地改良事業設計指針「ため池整備」』準拠
仕様