特長
φ5000まで対応可能な二分割式推進管です。
これまでは、建設する管路の内径が3,000mmを超えると推進用ヒューム管では運送が困難となり、その施工延長にかかわらず、シールド工法が採用されてきました。しかし、推進管を分割して製造し、現場で組立てることができれば、内径3,500~5,000mmの管路を推進工法により建設することが可能となります。
当社では、この方式による「組立式超大口径推進管」の開発に世界で初めて成功しました。都市部における大雨洪水対策用として注目を集めており、世界初の施工が平成17年9月に横浜市発注の雨水幹線にて行われました。
これまでは、建設する管路の内径が3,000mmを超えると推進用ヒューム管では運送が困難となり、その施工延長にかかわらず、シールド工法が採用されてきました。しかし、推進管を分割して製造し、現場で組立てることができれば、内径3,500~5,000mmの管路を推進工法により建設することが可能となります。
当社では、この方式による「組立式超大口径推進管」の開発に世界で初めて成功しました。都市部における大雨洪水対策用として注目を集めており、世界初の施工が平成17年9月に横浜市発注の雨水幹線にて行われました。
1分割して運搬、施工現場で組立
管を分割することによって道路交通法の制限をクリアし、施工現場で組立を行うことで、3,000mmを超える推進管の提供が可能になりました。(3,500~5,000mm)
2コッター継手により施工性が向上
管の接合作業が容易に行えます。
3RC構造なので取付管の施工が可能
接合面を局部的に締結しているので、その他の部位の削孔・加工が行えます。
4シールド工法に比べ経済的
管路延長の短い工事においては、シールド工法より超大口径管推進工法が安価となります。
5内水圧にも対応可能
内水圧にも対応可能であるため、内水圧が作用する雨水幹線、雨水貯留管、雨水ポンプ場放流渠に最適です。
6管の仕様や規格
(公社)日本推進技術協会より「推進工法用設計積算要領 超大口径管推進工法編(土圧式推進工法)2016年版」が発刊され、管の仕様や規格が記載されています。
種類
標準規格
組立フロー
実験
施工事例
● 工事概要
工事名:石巻市石巻港排水ポンプ場復興建設工事
発注者:日本下水道事業団
施工者:佐藤・遠藤特定建設共同企業体
施工場所:宮城県石巻市築山地内
工期:自)平成29年11月17日 至)令和2年1月31日
工事内容:組立式超大口径管推進工法(φ3,500mm) 推進延長 L=445.5m