概要
❶ドリル粉による方法
コンクリートの特定の深さから粉を採取することで、深さ毎の塩化物イオン濃度分布を確認できます。比較的簡単に試料を採取できます。
❷コアスライスによる方法
コアスライスを用いる方法は、ドリル法に比べ、より正確な塩化物イオン濃度の測定ができます。

深さ毎の塩分浸透状況を把握することで、どの深さまで補修が必要かを判断できます。また、将来の浸透予測や、効率的かつ効果的な補修計画の立案に役立ちます。
鉄筋が腐食し易い状態となる塩化物イオンの腐食発生限界濃度は、1.2~2.4kg/㎥程度です(セメントの種類や水セメント比から設定することもあります)。なお、鉄筋腐食は酸化還元反応であるので、水分と酸素も影響要因となります。
調査事例

●塩化物イオンのグラフ
各深さ毎の塩化物イオン量をプロット

●拡散係数による予測
拡散係数から将来の塩化物イオン量を予測

●ドリル粉の採取
各深さ毎にドリル粉を採取

●採取したドリル粉
50~100g程度採取し、各深さ毎に密封

●コンクリートコア採取
φ50~100mmのコアを採取

●コアのスライス
各深さ毎にコアをスライス