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特長


❶ コスト縮減

プレキャスト部材と現場打コンクリートの併用により、型枠の大幅な省力化や型枠支保工などの削減が可能となり工期の短縮にもつながります。


❷ 一体打ちと同等耐力の底版構造

現場打ちボックスカルバートと同様のRC構造です。側壁底版との接合部はコンクリートのせん断キーと機械式鉄筋継手から成り、一体打ちした底版と同等の耐力を有しています。


❸ 一体打ちと同等耐力の頂版構造

立体トラス筋を有するプレキャスト製頂版スラブを型枠として、その上に配筋・現場打ちコンクリートを打設した合成スラブ構造です。側壁との接合部はフック継手とし、一体打ちと同等の耐力を有しています。


❹ 超大スパンに対応

底版・頂版の一部に現場打コンクリートを採用しているため、幅方向は14mまで対応可能です。オールプレキャストでは、重過ぎて運搬困難であった頂版もハーフ構造にすることにより、運搬が可能となり、超大スパンを実現します。


❺ 側壁の上下分割施工が可能

側壁の上下分割施工が可能であり、一体で運搬困難なサイズや切梁等の仮設材の干渉を避けるための分割施工に対応します。


❻ 断面の自由度

上記特長4、5により、設計の自由度が高く、オールプレキャストでは困難な大断面ボックスの対応が可能となります。




● 設計条件



●形状


● 部材構成




標準規格

● 内空高 H5000

(単位:mm)

※ 上記標準規格以外はお問い合せください。



● 内空高 H6000

(単位:mm)

※ 上記標準規格以外はお問い合せください。


施工手順



施工事例

● 埼玉県

完成年度:平成18年度/構造物規模:内幅11.4m×内高7.0m×延長10.0m



● 滋賀県


完成年度:平成19年度/構造物規模:内幅8.2m×内高7.6m×延長54.0m



● 神奈川県

完成年度:平成28年度/構造物規模:内幅10.0m×内高4.9m×延長510.0m



● 栃木県

完成年度:平成18度/構造物規模:内幅10.7m×内高2.3m×延長5.0m



● 神奈川県

完成年度:平成26年度/構造物規模:内幅8.5m×内高5.6m×延長58.8m



● 長野県

完成年度:令和2年度/構造物規模:内幅11.0m×内高4.0m×延長9.0m



実験

実 験 日 : 平成16年3月26日

試験体寸法 : 内幅5.5m×内高3.0m×延長2.0m

載 荷 方 法 : 頂版・底版、側壁の2軸載荷

実 験 結 果 : 隅角部の耐力は、一体打ちと同等以上の耐力があることを確認しました。



● 載荷装置図


実物大公開実験


【ボックスカルバートの分割について】

ボックスカルバートは、必要内空幅、必要内空高、土被り、設計震度等さまざまな条件で形状が決まりますが、分割するかしないかは概ね内空幅と製品の質量により種別されます。


● 内空幅 〜3.5m

全国ボックスカルバート協会の標準規格サイズ内。通常、一体成型される。PCボックスは内空5mまで規格化されているが、内空高は2.5mまで。


● 内空幅 3.5m〜6.0m

内空高が低い場合を除き、運搬や製品の質量の関係で分割される。上下2分割もしくは4分割でオールプレキャストにするのが一般的。


● 内空幅 6.0m〜14.0m

このサイズになると分割しないと運搬できないのは勿論だが、このような大断面では底版を現場打ちにしてコスト削減を図るのが一般的。


スパンザウォールは、底版のほかにも頂版も一部現場打ちとした大断面のボックスカルバートです。期重視の場合は、条件によっては頂版のプレキャスト化も検討できます。

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