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快適で安全な道路 農地を潤す技術

消・融雪

融雪パネル(無散水システム)

製品情報

■ 車道用 融雪パネル

特長

1高い熱伝導率
使用するコンクリートの骨材には珪石を使用しており、通常の骨材を使用した普通コンクリートの約2倍の熱伝導があります。冬季には効率の良い路面融雪用として、また夏季には路面冷却用としてご利用頂けます。

2工期短縮が図れます
プレキャストパネルを使用することで施工の省力化が図れ、従来工法と比 較し約半分の工期で施工が可能となります。

3高い耐久性
使用するパネルは高いすりへり抵抗性能を有しており、舗装を行わない計画に対してもご利用頂けます。

■ 歩道用 セット融雪工法

特長

従来消雪水に利用されている地下水を、歩道に埋設した融雪パネルに流し、歩道上の雪を融かした後、その水で車道を散水する工法です。
夏期には循環と散水により路面を冷やすことで、ヒートアイランド現象の軽減効果もあります。

1水資源の有効活用
消雪に使用する地下水を一旦、歩道部融雪パネルに通水することで、水資源の有効活用が可能となります。

2工期短縮・メンテナンス対応
パネル方式は、工事中の歩行者への影響も少なく、歩道の早期開放もはかれます。また部分的な取り外しが可能です。

施工事例

オプション

■ バルブユニット

特長

無散水システムを安心して長期運用するためには、ユニット毎に「送水調整」できる計画が望まれます。 バルブユニットは、送水調整に必要な3機能(流量計・止水栓・エア抜き)を内蔵しており、送集水管とパネルの間に接続するだけの簡単施工で安心してお使いいただけます。

バルブユニットをユニット毎に配置すると…

・稼働状況が一目で分かります。
・不具合箇所の推定が容易になります。
・日照状況の違いや経年による融け具合を調整できます。

■ 蓄熱水槽

特長

年間を通して一定の地中温度と常に変化する路面温度の温度差を利用するシステムの心臓部がこの蓄熱水槽です。移動をスムーズに行う様々な工夫が施されています。

1未利用エネルギーの活用
地中熱の利用により、冬季の路面ヒーティングシステム、夏季の路面クーリングシステムを省エネルギーで行うことが可能です。

2高熱伝導システム
珪石コンクリート製の水槽本体と珪石、珪砂を用いた埋戻土、基礎材と高熱伝導材料を組み合わせたシステムです。

3エネルギーロスを遮断
水槽上方への熱エネルギーのロスを断熱材(スタイロフォーム)により遮断しエネルギーを最大限に有効利用をします。

4多目的に利用
部材の組み合わせにより、様々な大きさを構築できるため、深層地中熱方式の低減用蓄熱水槽や機械室との組み合わせなど多目的に利用が可能です。

水槽式融雪システムの融雪性能評価(日本雪工学会) [2005 福原輝幸,藤本明宏,前川義孝]
地中熱を利用した貯水槽集熱システムの性能評価(土木学会論文) [2003 福原輝幸,小寺健太郎,淺田興志]

■ BACH(バッハ)- 気泡駆動型循環式ヒートパイプ -

特長

1地中熱で温められた水槽の水を熱源とし防火水槽鉄蓋周辺の融雪を行う無動力のシステムです。
2新型の気泡駆動型循環式ヒートパイプ「BACH(バッハ)」により、熱輸送効率が向上しました。
3冬季に鉄蓋が受枠に凍り付くことを防止するため、迅速に鉄蓋の開閉が行えます。

施工事例
実験

● プレキャストパネルと現場打ちコンクリートの融雪能力比較

● プレキャストパネルのすりへり試験

1骨材のすりへり試験(JIS A 1211 ロサンゼルス試験機による粗骨材の磨り減り試験)

2サンドブラストによるコンクリートすりへり量試験

カタログ
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