特長
通常敷設ができない場所(狭隘な場所・橋梁下横断)等でレッカー据付が不可能な場所において、基礎にレールを設置しその上に台車および函体を乗せ横移動させる「レールスライド工法」です。本工法における据付は、爪ジャッキ4台を使用します。
1環境に配慮
常時重機を使用せず、レール上の台車を利用して移動させるため、ほこりや騒音・振動などの心配はありません。
2安全な施工
移動装置は基礎に埋め込んだ角鋼の上に、函体重量に適した台車を設置し横移動させるため、コンパクトで安全です。
3施工性を考慮
レールと台車との摩擦抵抗が小さいので、小型のウインチで横移動が可能であり、曲線施工は最小半径10mまで可能になります。
4現場対応が可能
使用する機械がコンパクトなため、現場条件の変化に対応できます。
5用途
下水道・河川水路・防火水槽・貯留槽 等の函体で狭隘な場所・覆工桁下の道路横断・橋梁下の横断 等に対応できます。
施工手順